「山に登ってみたいな」「流石に山に1人で初心者が行くのはまずいかな…」そんな不安でなかなか一歩踏み出せない。私自身最初はそう思っていました。
そこで最初の一歩を踏み出すための、登山の始め方についてお伝えしますー。
目次
「登山」ってどんなイメージですか?
・ストイックな人が重装備で登るもの
・道具や準備がかなり必要で初心者が安易に手を出せないもの
・そもそもきつそう・・そして登る間、暇じゃない?
その気持ち、わかります。私も登るまでそう思っていました。
以前、友達が山にハマり始めたときも、わざわざ週末まできつい思いをしたくないという理由で「一緒に登ろう!」とはなりませんでした。
しかし!今では夏や秋のシーズンは毎週末、少なくとも1ヶ月に一度も山にいかないことはないというほど山が好きになってしまいました。
最初の準備の大変さも、道中の苦しいときも頂上からの綺麗な景色をみてしまうと「頑張って良かった!」と思うと同時に疲れはどっかに飛んで行ってしまいます。
荷物も、限りなく少なくしてザックを持てば、サクッと山に登れますー!
道中も登りやすいところでは音楽やラジオを聴いたり、オーディオブックで読書をしたりと人によって様々です。
そもそも、初心者一人だけで登山ってできるの?
登山って、登山経験者の方やグループで行くイメージが強いですよね。
自然相手なので何があるかわからないし、たとえ低山であっても遭難する可能性はゼロじゃない。そう考えると、「初心者一人で行っても大丈夫なのか」心配になりますよね。
私も最初は「一人で行っても大丈夫かな?」と心配していたのですが、勇気を出して山に行ってみると、意外にも「女性一人で来ている人」を見つけることができ「ソロで登っている人、結構いるんだー。」と少しほっとしました。
※ちなみに山小屋もソロ登山者が多く、女子会できそうな雰囲気です。
また、使いやすい装備や道具(特に携帯充電器)を揃えれば、安心して一人でも登ることはできるし、道に迷うこともなく無事に山から帰ってこれますー。
1人だとペース配分の融通の調整もしやすいので、天気や体力と相談しながら、
ゆっくりと自然を満喫できます。
なぜ初心者女性が登山を始めようと思ったの?
ちなみに、全くの未経験だった私が登山を始めようと思ったきっかけは、近所の高台の公園を散歩していたときに(その頃はちょうど5月の新緑の季節でした)「もっと山の中を歩きたいな、山に登ってみるのもいいかも」と思ったのがきっかけです。
その時はただ単に気分転換に散歩をしていたのですが、「天気のいい日に、自然の匂いを感じながら、体を動かすのが単純に気持ちよくてもっと歩きたい!」と思ってしまったのです。
そして家に帰って、インスタを見ているとタイミングよく山を好きな友達が、昔に行った山の写真をあげてくれていて。頂上からの写真だったのですが、その写真を見たときに「これだ!」とピンときてしまいました。
そして次の瞬間から山について調べ始めました。
当時は、登山の道具は何も持っていなかったので、最低限の道具をアマゾンで購入して、知識ゼロのまま、緊急事態宣言が開けると同時に登山に行ってみることに。
もちろん、上手くいかないことやしんどいこともありましたが・・(同じ失敗をしないように、お伝えしますね!)いろんな方の手を借りながら、ずっと前から憧れだった立山にも行けるようになりました。
そんなこんなで、私の直感、もはや思いつきから始まったわけですが、今では山に行くことが私の楽しみになりました。
「登山」と聞くとハードルが高そうに聞こえますが、まずは「自然を山を楽しむ」ことから!「とにかくたくさん登ることが大事」と山小屋で出会ったベテランクライマーの方も言っておりました!
まとめ
・1人でも登山はできるよ!
・山小屋も含めて、ソロ登山の女性は意外に多いよ!
・自然の中で体を動かすのは気持ちいいよ!そして多くの山に会いに行こ!
ちなみに余談ですが、ソロでも大人数でも山は誰にでも平等に景色を見せてくれます。(「景色はみんなのものなんだから写真も順番に取らなきゃダメなんだよ」と小学生の子が言っていたのを聞いてほっこりしました)
だからこそ山の中ではクライマー同士すれ違えば挨拶もするし、
頂上に近づけば、知らない人であっても「もう少し!!」「頑張って!!」など
声を自然と掛け合います(最初は正直、驚きました)
初心者でも(勿論ルート計画や装備は入念に準備しておく必要はあります)夫婦でも、グループでも、自然の中で人間は助け合わなきゃなという暗黙知があるような気はしています。
「山で出会えば必ず声をかけるよね!まあ普段ならスルーするけど笑」というのは山談義でもよく言われますw同じ山好きということもあり、山の中であう人はとても優しくて親切な方が多いです。
意外と街中より、助け合いや人間味も感じられるかなと思います。なので1人でだからと言って危ないことはないですし、一緒に登る仲間ができたり、普段では話さない方々ともお話できたりするので楽しいですよー!