登山の始め方

ソロ登山の魅力と遭難を防ぐための注意ポイント3選

投稿日:2021年2月26日 更新日:

「一人で山に登るのって楽しいの….?」「なんでわざわざ登ろうと思うの?」と聞かれることが多いので今回は「ソロ登山の魅力と注意するポイント」をお伝えします。

目次

ソロ登山の3つの魅力

Point1:静かに、自由に自然を楽しめる

なんと行ってもソロ登山の醍醐味は「自分のペースで、自由に自然を楽しむことができる」ことです。好きな景色を思う存分眺めたり、写真をとったりするのもいい。

鳥の声や土の匂いを感じながら少し立ち止まってみるのもいい。疲れたなと思ったら歩くのを止めてもOK!!

日常生活と違って、何かに追われたり、誰かの顔を伺うことなく、感じたままに時間を過ごすことができます。

私自身、普段大人数で賑やかにパーティーを楽しむ方ではなく、休日は「ふらっとひとり旅に出かけたり」「家で旬な物を使って料理を作ったり」「岩盤浴や美術館に行ったり」とかなり内向的なアウトドア笑です。

俗にいう、大勢で旅行に行ったり、飲み会をしたりという方ではないので「休日に〇〇行ったよー」というと結構驚かれます。

だからこそ、ソロ登山にハマったのだと思います。同じように「静かにマイペースに過ごすのが好き」「自然が好き」という方にもぜひソロ登山をお勧めしたいです。

Point2:非日常を体験できる

山で過ごす時間は、日常生活とは異なります。

いつも当たり前だと思っているしっかり舗装された道も、コンビニも、どこにいても使える携帯電波も山にはありません。

道が歩きにくいこともありますし、もちろん忘れ物をしてもすぐに買えばいいというわけにもいかないし、圏外でネットワークが繋がらなくなることもあります。

その時々の状況に応じて、考えながら一番いい方法を見つけて頂上を目指す、このサバイバル感が日常生活にはない緊張感を与えてくれます。日常生活にはないサバイバル冒険感はワクワクさせてくれます。

「高い岩場があればどこに足を持って行こうかな」とか「どこを通れば一番早く通れるかな」とか進むルートもそうですが、天候なども含めて状況判断しながら進みますー。予定タイムより早く到着すると、結構嬉しかったりします。

そして登りきったとき、「ここまでならいけるな」と行ったリアル非日常サバイバルゲームクリア感が味わえます。

Point3:心と体のエネルギーチャージができる

山で壮大な景色を見ていると、日常で起きた嫌なことや、悲しいことは全てなんだか「ちっちゃいなー」と思えてきます。健康な体があって、こんないい天気で、目の前に美しい景色があるのに悩むのはあほらしくなってくるんです。

日常には見られない、雄大で美しい景色は悩みを一気に解消してくれて、かつ今この瞬間に感謝させてくれる不思議な力を持っています。

いいところばっかり言ってもとはいえ気をつける点も少なからずあるので合わせてお伝えしますね!

ソロ登山注意ポイント

Point1:事前準備(体づくりと登山計画作成)

【体づくり】

下山するときの方が膝に力を入れないと滑ってしまうことがたまにあるので往復しても膝が笑わないような脚力をつけることは重要です。

実際に曇りの日に下山をしていたときに、何回か滑りましたっw
(※歩幅を小さめにすると膝への負担は減るそうです)

日常生活で自分で筋トレをするにも続かなかったので、私はアプリを使ってカウントをとってもらいながら、日々10分間筋トレをしています。

【おすすめ筋トレアプリ:WOMEN FITNESS】

・10分間の簡単なトレーニングを選択すると音声インストラクターの指示に従ってトレーニングが開始
・何カロリー消費したかや、日々完了するとスタンプが溜まって行くのでおすすめ

【登山計画作成】
登る山を決めたら、YAMAPなどで経験者のログデーターを参考にしながら登山計画を立てていきます。

(※登山口で登山計画は必ず提出しましょう)

ルートはピストンルート(往復ルート)が多いですがたまに縦走する場合もあります。ルート計画の際は各分岐点にどれくらいのタイムでつけばいいかまで必ずシュミレーションします。(曖昧だと引き返した方がいいなという判断ができなくなるので必ずここは具体的なタイムを把握しておくことをお勧めします!)

登山計画の読みが甘いと途中で暗くなってしまったり帰りのバスがなくなる可能性があるので、だいたい登頂を12時から1時を目安に、帰りの登山口には15から16時に到着するようにして計画ます。

Point2:道が混み合っている時は基本的には登り優先

ケースバイケースで道を譲りあうのですが、基本は「登り優先」ルールがありますー。これは登りの方が今後の道のりが長いので、安全のためにも、登頂した下山組は登りに道を譲る必要があるからだそうです!

石を蹴ったりして他の方の妨げにならないためにも、砂利道での登りはなるべく歩幅は小さく、そして轍(みんなが通った後にうっすらと通りやすい道ができている)を通る方が通りやすい場合が多いです。登りはかかとに下りは爪先に力を入れると登りやすいですよー!

Point3:迷ったら来た道を帰る

ある時、「自然の湿地帯が見たい」思いたちでお勧めされた割と歩きやすい獣道をルートに加えたことがあったののですがこの時初めて道に迷ったことがありました。

携帯が圏外なので、グーグルマップは勿論使えず、地図データーを見ても獣道ということもあり本当によくわからないな涙
ということがありました。そして到着しているはず時間なのに分岐点が見えない・・・

ちょうど獣道に入って1時間で「あれ?変だな?」と思ったので迷わず引き返すことに・・。コンパスと自分の記憶を頼りに来た道を辿った結果、幸い元の分岐に戻ることができたので良かったのですが、帰りのケーブルカーの時間にギリギリだったこともありかなり焦りました。

時間になっても次の分岐点が見えてこないときやなんかおかしいなと思ったら即座に必ず前の分岐点に迷わず戻ることをおすすめします。(自分が通っている道も感覚でいいので登山中は頭の片隅に記憶しておきましょう!)

まとめ

ソロ登山は魅力十分ですが危険な部分もあるので十分に準備と装備をして登りましょうー!最後までお読みいただきありがとうございました!!









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